私的 冬に聴きたい曲10選

 

クリスマスも終わっていよいよ年末感がすごい。もう仕事納めしている人とか結構いるんでしょ?いいなぁこちとら大晦日まで働くし仕事始めは1月2日からやぞ。

今まであんまり考えたことがなかったけどわたしは年末が苦手かもしれない。何があるわけでもないけど無駄にそわそわしてしまって気持ちが落ち着かない。今日もあまり仕事に集中できなかった。集中力が切れた状態での残業なんて誰も得しないのでさっさと諦めて定時きっかりに退社したのだけど外に出たら寒すぎて思わず職場に引き返したくなった。

寒いのは苦手だ。暑いのはもっと苦手だけど。でも寒い空気を感じながら好きな音楽を聴いて夜道を歩くのは結構好き。そんなわけでわたしが冬に聴きたい曲を10曲解説付きで挙げてみようと思う。まあすでに何度もTwitterで話している内容なのでこんなに改まって書くようなことでもないのだけど。

 

ムーンソング / [Alexandros]

音源で聴くと良さが全然わからないバンド。たまに無性に聴きたくなって再生するけどすぐに飽きる。自分でも何が好きなのか本当にわからない。ライブで聴いても「洋平、歌下手じゃね?」「ギターちゃんと弾けや」などと思ってしまう。でも何故か好き。でもまあ結局一番好きなのはボーカルの顔です。

そんなアレキサンドロスだけどこの曲は音源でもすごく好き。タイトルはカタカナでムーンソングってくそダサいけど。湿気った花火という言葉は夏から季節が過ぎてしまったことを指していて、冬の冷たい水面に浮かぶ月を想像する。

 

BLUE TEARS / JUDY AND MARY

この映像のYUKIが可愛い。むちむちの太ももがエロい。

母親がジュディマリを好きで、CDをしょっちゅう車の中などで流していたから小学生の頃から自然とよく耳にしていたし歌詞カードなんて一回も見たことないけどベストアルバム『FRESH』に入っている曲ならほとんどソラで歌える。この曲ははっきりと雪というワードが入っているから冬の曲だとわかるけど"小さな頃から"もギターとその後ろに入ってるシンセの音から冬っぽいなあと思う。

 

We have no doubt / BIGMAMA

どこかの誰かが作った謎の非公式映像。画像のチョイスが理解不能。でも和訳した歌詞を載せてくれているのでよかったら確認してくれ。わたしがこの曲で冬を連想するのは学生の頃にアルバイトしていた店内BGMで冬の時期に使われていたから。基本洋楽チョイスのプレイリストだったのだけど何故かこの曲やエルレなどが混じっていた。歌詞が英語だったら何でも良いんかい。

 

Till Dawn / The fin.

とにかく最高なのでまずは聴いてくれ。こういう音楽って普通の邦楽のようにわかりやすい曲の展開や盛り上がりが少ないからどうしても聴きづらいなと感じてしまうのだけどfinはとにかく心地いい。声なのかなぁ。代表曲の"Night Time"は夏のイメージだけど、それ以外の曲は冬っぽい印象が強い。ミュージックビデオのせいかな、だいたい冬服なんだよね。全編英語の歌詞でいちいち全部和訳していないので歌詞の内容は正直全然わかっていないのだけれども。

 

フユノ / ヒトリエ

ボカロのプロデューサーとしてその界隈から崇められる存在のwowakaを中心としてニコニコの中の凄腕且つヤバい人たちを集めたとにかくヤバいバンド、ヒトリエ。ドラムとベースがめちゃくちゃうるさいしエグく上手い、ギターは弾かずに手足をバタバタさせていることが多い、早口の歌、高音ボイス。ニコニコ出身と知って納得せざるを得なかったこのバンドなんだけど、その偏見から入ってこの曲を聴くとお前らこんな曲作れたの…?とびっくりする。他のヒトリエの曲が苦手に感じる人でもフユノはちょっと聴いてみて欲しい。MVはサカナクションの目が明く藍色などを撮っている島田大介監督。すごく綺麗。

 

銀河 / フジファブリック

監督はオドループのMVと同じ人です。もうこういう映像を撮る人のイメージしかない。丘から見下ろした二人は白い息を吐いたという歌詞からもう完全に冬の曲。「真夜中二時過ぎ二人は街を逃げ出した」という冒頭の歌詞、天体観測とちょっと被るよね。フジファブリックは季節感が強い曲が多い気がする。春夏秋冬で聴きたい曲がちゃんとある。春は桜の季節、夏はSurfer Kingと若者のすべて、秋は赤黄色の金木犀。ちなみに雨の日に聴きたいのはサボテンレコード。

 

ハイウェイ / くるり

肌寒くなってきた季節に見たい映画といえばサブカル女の御用達『ジョゼと虎と魚たち』そしてジョゼといえばこの曲。妻夫木聡ってまじでずっと見た目が変わらないのですごい。ハイウェイは冬の朝に聴きたい。明け方くらい。

 

マカロニ / Perfume

のっち〜〜〜〜かわいいよ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!!女心を理解しすぎている系男子こと中田ヤスタカ。まじでどんな顔をしながら歌詞を書いているの。この曲をライブでやるとスタンドマイクが出てきてそれを使ったダンスを3人がしてくれるんですけど本当に可愛くて涙がでてくるのでYouTubeかどっかで探して見てください。

 

さよならはエモーション / サカナクション

お待たせいたしました、サカナクションです。サカナクションは冬と夜がよく似合うバンドなので本当は全曲を冬に聴きたい曲に挙げてもいいくらいなんだけどまあ強いていうなら。これか、ネイティブダンサーかフクロウかアンタレスと針かドキュメントか…選べない。あと個人的に一郎さんのタートルネック姿が好き。去年CDJでトリをつとめたサカナクション、アンコールにこの曲をやってくれたのが本当に良くてイントロを聞いた瞬間にわたしは思わず変なうめき声がでた。

 

ソラニン / ASIAN KUNG-FU GENERATION

この記事を書くページから検索するとどうしてもミュージックビデオに引っかからなかったのでライブ映像で。まあわざわざ聴かなくても誰しもが知る名曲。冬・邦楽・ロックと言えばソラニン。でもこの映像、結構昔のものらしくゴッチの髪型がなかなかキモいのでちょっと見て。

 

 

【番外編】

Hard Days, Holy Night / ポルノグラフィティ

クリスマス終わっちゃったけど。クリスマスの夜に逢いたいけど逢えない恋人同士の歌をここまでポップに仕上げた曲をわたしは他に知らない。しかも会えない理由は距離が遠いからとかもう別れてしまったからとかではなく男の仕事が終わらないから。超現実。

今年のクリスマス、わたしがUVERworldのライブへ行っている間にTwitter上でオタクの人たちがワサワサしているのをこっそり見ていたけど、この曲をはじめて聴いた頃はもっと先の大人の話だと思っていたのに「今や就職一年目の悲しいかな社会人だぜ」の年齢を自分が追い越してしまったの本当にヤバいし、クリスマスに恋人に逢えなくて女が怒る情景はいつになっても変わらない。というかこの曲リリースされてから14年経ってるのヤバくないっすか。

 

 

以上です。昨晩この文章を突然書きはじめて気がついたら2時半をまわっていたし結局書き終わらなくて仕事に向かう電車の中で続きを書いている。超寝不足だ。何やってんだわたし。