鳥取砂丘ライブ日記①

 

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生まれて初めて鳥取県に行ってきた。

事の発端はサカナクションのホールライブツアー。そもそもわたしはライブを理由にしないと基本的に遠出ができない。逆に言えばライブを理由にすれば大体は深く考えずに行動してしまう。この間は仙台に行ってきたけど、高速バスで夕方に着いてすぐにライブ会場へ、ライブが終わってから牛タン定食を腹に詰め込んでホテルに一泊、翌朝ずんだシェイクを飲みながら新幹線で東京に帰ってきてそのまま仕事に行った。さすがに職場の人にも若干引かれてましたね。

そんなわけで春からサカナクションが全国のホールをまわるツアーをやる。行きたい。わたしはアリーナよりもライブハウスよりもホールが好き。東京はNHKホールか?東京国際フォーラムか?それとも神奈川県民ホールでやるか?ヨッシャいいぞなんでも来〜〜い!!!!と意気込んでツアースケジュールを見る。東京公演はなし。わたしが住む神奈川のもなし。うわ出た、バンドマンの「普段はみんなが東京に集まってくれてるから今度は俺たちがみんなに会いに行くよ」ツアー。どうせ東京は追加公演で日本武道館2daysとかやる流れでしょ。武道館はアリーナじゃねえか…いや武道館は好きだけどそういうことじゃない。そしてこういうとき東京よりも邪険に扱われがちな神奈川と埼玉。東京近いからいいでしょ的な。全然よろしくないんですけど。

でもここで「近場でやらないから今回は行かない」という選択肢がない女がわたしです。いや行くっしょ。え?逆に行かないの?なんで?のレベル。とりあえず日帰りが可能そうなのは静岡。うーん、でもどうせなら思いっきり遠くに行きたいな。万が一仕事が変わっていても確実に行けそうなのは土曜日の公演だと思い、候補を絞っていく。結果、砂丘見てみたいな〜という単純な理由で鳥取に決めた。そこで見たもの食べたもの感じたことの話をこれからします。鳥取、車などの足がある人はいいけどそうじゃないわたしみたいな人間がいくと簡単に死ぬのでこれから行こうかと思ってる人がいたら読んでほしい。ちなみに今回わたしは5回くらい死んだ。

 

鈍行電車と高速バスと新幹線を駆使してきた人生だったので実は飛行機に乗ったことがあんまりない。大学卒業のタイミングで友人たちと旅行に行ったとき実に高校の修学旅行ぶりに乗った。でも鳥取は新幹線で行くより飛行機の方が安い・速いということで人生ではじめてひとりで飛行機に乗ることに。しかも羽田と鳥取・米子を結ぶ飛行機はANAのみ。ちょっと高いけど安心。行きは13:40米子着の飛行機にした。

行く前に米子鬼太郎空港から米子駅までの交通ルートを調べてみるとバスと電車があるらしい。時刻表を確認したらバスが13:50発、電車だと14:38発。……これ、どちらも地獄では?

3分に1本ホームに電車が滑り込んでくるような都会の秩序にすっかり慣れきってしまったわたしにとって40分も電車を待つのとか絶対に考えられない。無人駅のあるような路線ならまだわかる、でも空港と主要駅を結ぶ電車が?そんなに本数少ないことある??じゃあ13:50発のバスに乗れるのか?いや飛行機って着いてそんなすぐに降りれないよね?荷物預けちゃったら更にそれが出てくるのを待たなきゃいけないし。ちなみにその次のバスは15:00発。論外。

考えた結果、荷物は預けずに手荷物として持ち込んで飛行機を即降りたら即バスに乗ることを決心した。正直めちゃくちゃ不安。

 

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当日。手荷物で持って入れるのかと不安だったバックパッカーかよみたいな馬鹿でかいリュックの保安検査も搭乗手続きも無事に済ませてあとは離陸するだけとまだ浮かれていた頃の写真。飛行機の窓枠ってかわいいよね。これ家に欲しい。

ところがこの後、若干定刻を過ぎて飛行機が離陸したあたりでわたしの顔色が変わりはじめる。機内のアナウンス「13:50頃到着予定です」。バスに乗れなかったらどうか殺してくれ。

結局米子に到着したのは13:45頃。バス間に合ってくれ、頼む。トイレに行きたい気もするけどもう我慢するしかない。とにかくバスに乗りたい一心で足早に歩いていた途中、

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えー、めっちゃかわいい。前日に一郎さんのインスタで見てたけどまじでかわいい。乗客の荷物が出てくるあの暖簾みたいなピラピラから唐突に目玉が出てくるのいとおしすぎない?普段キャラクター物に一切興味がないし、今回時間がないから水木しげるロードはいいやと諦めていたけど行けばよかった本当に。ガイドブックに載ってたぬりかべのトートバッグが可愛かったんだよなぁ。絶対使わないけど。そんな感じで目玉のオヤジとの別れを惜しみつつ出口へ向かったわたしを出迎えてくれたこちらも鬼太郎仕様のバス。お前に会いたかった。本当に。

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記念撮影もそこそこにバスに飛び乗る。時計を見ると13:50。間に合った。さあもういつでも出発してくれ。

しかし一向に出る気配がない。それどころか飛行機から降りてきた人が続々とバスに乗り込んでくる。まあよくよく考えたらわたし以外にも空港から米子駅行きたい人、いるよね。待つよね、そりゃあ。じゃあわたしトイレ行けたじゃん…と気付いたときには時すでに遅し、わたしの隣にはおっさんが座っていて立ち上がれる雰囲気ではなかった。膀胱爆発しそう。

米子駅に到着してまずそのまま宿泊予定のホテルに向かう。駅から歩いて3分くらいのホテルだったんだけどわたしの前に全身グッズを身にまとって明らかにサカナクション好きですよねみたいな人が歩いていた。しかも足元は東京のイベントのみで受注販売されたNIKEのスニーカー。絶対同じ飛行機とバスでここまで来たよね。そしてわたしは先日のNFで販売されていたTシャツとウロコバッグ。何も言わなくともお互いに恥ずかしい気持ちになっていた。違うホテルだったっぽいし声かけなかったけど。

チェックインを済ませたあと本当はライブ前にお隣の市にある植田正治写真美術館に行くつもりで当初は考えていたんだけど、米子駅前から出ている循環バスがその週に限って運休、電車と別のバスを乗り継いでも行けるけどとにかく本数が少なくてライブが始まるまでに戻ってこれない。境港や水木しげるロードに行けなかったのも同じ理由。調べてわかったけど米子市内や観光地へ繋ぐ境線、隣の市にいく伯備線などの路線は本当に数が少ない。2時間に1本とか。車がないと厳しい。

仕方がないので米子から出ることは諦めてこの日は駅周辺をふらつくことに。ガイドブックによると「米子駅はホテルや飲食店、ショップが集まる中核エリア」とあるのでまあ色々あるのではと思いますよね。期待しますよね。ひとまずライブの会場、米子コンベンションセンターに向かってみた。この会場も駅から歩いて3分くらい。わたしが泊まったホテルとは逆方面だったけどそれでもホテルから歩いて10分もかからず行けるのはとっても楽。途中イオンの前を通る。あ〜なんか地方っぽい。自転車に乗った中学生が集まってる感じ。いいね。

会場に着くとグッズ列が出来ているけど思ったほどは並んでいない。今回のツアーはこの米子も含めて3会場いく予定だけど一応グリーティングイベントが当たるかもしれない可能性なども含めて各会場で毎回少しずつグッズを買っている。なので先月の高崎でも買ったけどここでも並んで15分くらいで買えた。グリーティングは当たらず。わたしの横で当たりが出てた。くそ〜〜。グッズを買ったあとはモバイル会員のくじもやったけどもちろん参加賞。年会員が貰えるピックキーホルダーはひとり1個なのね、毎回貰えるのかと思ってた。そんな何個も要らないからいいけど。

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モバイルくじのところに長野公演のときの余りと思われるもっちのサイン入りポラが貼ってあった。余ってんのかよ。くれ。

グッズも買えていよいよ米子探索を開始。開演までは2時間くらいある。お腹すいたな…。でもがっつりご飯を食べるような時間でもないしおやつ的なものを食べたいと思って軽く調べてみる。最近どこにでも増えてるお洒落なカフェは米子にもあるみたいだけどここまで来てそれは嫌だ。純喫茶とかないかな〜と探してると米子市美術館に併設されたカフェがヒットしたので行ってみることに。フルーツサンドが美味しそう。

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プラス350円でドリンクをセットに出来たので搾りたてのフレッシュジュースをセットにした。フルーツサンドの生クリームはあっさり。ぺろっと食べられる。そしてジュースがめちゃくちゃ美味しかった。砂糖は使ってなくてさっぱりしてるけどちゃんと果物の甘さがあってよかった。店内にいたお客さんはたぶん近所のおじいちゃんおばあちゃん。あとはたぶん美術館か正面の市立図書館の職員さん。良い。

お店をあとにしてまた周辺を歩いてみる。ここの町、空きテナントや空きビルがすごく多い。

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こういうのを見てなんのお店だったんだろうとか、どういう内装だったんだろうとか想像するの好きなんですよね。不謹慎なのは分かってるんだけど震災などで半壊になったお店の様子とかも見るとちょっとワァ〜〜となってしまう。本当に不謹慎なのは分かってるんだけど。

ところでガイドブックにあった「飲食店やショップが集まる中核エリア」という情報、嘘では?とこのあたりで思い始める。本当にこういう空きテナントがどこを歩いてもすぐ目につくし、まあチェーン店はいくつかあるけど、今日の夜ご飯どこで食べよう…。めぼしいお店もとくに見つけられず、いい時間になったのでぼちぼち会場へ戻った。

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さっきは見つけられなかった看板を発見。開演まで30分も切っていたので入場もすごくスムーズ。しかし本日のライブスケジュール的な張り紙などを見つけられない。まあいいかと思いながら席に着く。4列目の下手側。想像以上に下手寄りだった。目の前がスピーカー。ステージの5分の1くらいつぶしてスピーカー。わたしの席はギリギリちゃんと全体が見えたけど、これ最前の端っこの席の人とかステージ見えんのかな?って感じ。えじーあたり絶対見切れてると思う。

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ライブが終わったあとやっとイベント案内を見つけたので一応写真を撮ったけど終わったあとだから点灯が消えてしまって婚活パーティーの方が俄然目立つ。というか婚活パーティー13:00〜21:00て。8時間もやってんの?映画の上映会なんてもっと長い。いったい何時間の映画なんだろう。気になる。

夜ご飯を食べるために再び米子駅の周辺を2周くらいまわるもお店が決められない。チェーン店は嫌。ピザとかビストロ系のお店も違う。鳥取は海鮮が美味しいらしいのでそれらしいところに入りたいけど土曜日の夜、どこも満席。もう無理…つかれた……とギブアップしてコンビニでつまめるものを買ってホテルに帰った。夜ご飯がちゃんと食べれなかった悔しさと、ホテルは朝食付きのプランだったけどわたしはホテルの朝食バイキングが嫌いなのもあって、翌朝は絶対にどこかでモーニングを食ってやると決心をして就寝。

 

と、ここまでが鳥取1日目の話でした。4500字ほど書いてるらしい。長いな?ちなみに2日目の方がわたしの心が死にまくって面白いと思うのでよかったら読んで。面白く書ける自信がないし途中で飽きてもしかしたら書かないかもしれないけど。それでは。